農作物を「自家栽培」する5つのメリット

野菜や果物を育てるなんて難しいと思っている方も多いかもしれませんが、実際は見た目より何倍も簡単です。栽培に必要なのは、ほんの数平方メートルの空き地と水、そして時間だけです。

家庭菜園するメリットは以下の通りです。

ヘルシーな食生活

ご自身とご家族の健康を維持するために最も重要なのは、よりたくさんの新鮮な野菜と果物を食べることです。家からすぐそばのお庭で育てれば、新鮮であることは避けようがありませんよね。そしてお庭で収穫して一噛み!した時が、野菜や果物のビタミン含有量のピークで、一番の食べ頃なのです。

また、お子様をお持ちのパパさん・ママさんには、特に家庭菜園がおすすめです。アメリカ栄養士会から出版されたジャーナルによると、就学前にご家庭で栽培された野菜と果物を中心に食べた子どもは、滅多にまたは全く食べたことが無い子どもと比べて、15種類以上の野菜や果物を嫌がらずに喜んで食べる傾向が2倍以上であることが判明しています。

食費代の節約

お庭が新鮮な食品の貯蔵庫になったら、食費代はもちろん浮きますよね。種一袋で100円以下なんてこともあります。さらに種を乾燥させて、翌年に再利用もできます。

もし農作物を上手に乾燥させる方法をマスターしたら、夏や秋の栽培期間が終わった後でもしばらくストックが切れることはありません。乾燥が難しければ、上手に保存して下さいね。

地球環境に優しい

家庭菜園は、あらゆる面で地球環境のためになります。もし有機栽培で作物を育てれば、殺虫剤や除草剤を使わないことで、地球を大気汚染や空気汚染などの不必要な汚染から守ることができますし、また、世界中から飛行機や冷蔵トラックで新鮮な作物を輸送する際のCO2の排出量や、それによる汚染を抑えることにつながります。

新鮮な空気を吸える

種蒔き、草取り、水やり、そして収穫を行うことは、体にとって良いエクササイズとなります。体の緊張をほぐすだけでなく、ストレス解消にもなりますし、新鮮な空気と気持ちいい日差しを浴びることもできます。

ただし、キツい作業の前後には適宜、硬くなった筋肉をしっかりとストレッチするようにしてくださいね。お子様がいらっしゃる方は、一緒に楽しめるアクティビティにもなりますので、尚更おすすめです。

より美味しく、より楽しく

冷蔵庫にある野菜はどのくらい長くスーパーの棚に並べられていましたか?その野菜が収穫から食卓に並ぶまで、どれくらいかかりましたか?自分で育てたトマトの味とお店で買ったトマトの味では、比べようがないほど、その差は歴然です。

自分自身が真心込めて作った、栄養たっぷりの新鮮な野菜であれば、実際に食べた時はより美味しく感じられ、ますます手作りの野菜を食べるようになるでしょう。そして何よりも、最高に美味しい料理には、新鮮な野菜と果物は欠かせませんからね。